データ入力の自動化(その2)

今回は前回の続きで、パナソニックソリューションテクノロジー社(株)の帳票OCRという製品を社内で試した結果をお知らせします。結果から先に言うと、この製品の採用も断念しました。(がっかりしたらすいません。できればこの後も読んでいただければと思います。)

今回のテストでの主要ポイントは「手書き文字認識」でした。もちろん、納品書との突合せや、その他色々の会計処理を行う際の考慮点は、他にもいくつかあったのですが、手書き文字がきちんと認識できて、100%に近い変換率で電子データに変換できれば、後はEXCELのマクロのような簡単なプログラムで会計パッケージにインポートできるフォーマットが作成できると考え、とにかく手書き文字が認識できるか否かにテスト目的を絞りました。
で、その結果なのですが、私たちの会社と取引のある約90社から来る請求書の中で、11社ほどが手書きの請求書なのですが、テスト結果これらはほぼ100%アウト、うまく変換できませんでした。そして残りの機械印刷文字(この言葉が正しいかどうか分かりませんが、手書きでなくコンピュータ内臓の印刷文字を指します)は約3割の確率で誤変換が発生しました。
その結果「現時点」では、このソフトウェアを導入しても入力業務の省力化につながらないと判断し、採用を見送りました。
それでも私は、自動入力を諦めていません。2013年までには、私は「コンピュータ業界側にいた人間」ですので、ソフトウェアが常に進歩することを知っています。1年あるいは、半年後には同じ製品で全く違った結果が得られるかもしれませんし、今でも違う製品で、もっと認識率の良い製品があるんじゃないかとも考えています。この件につきましては、また別の機会にテストの報告をしたいと考えています。

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