Tableau ユーザー会(ラスベガス)出席報告

突然ですが、先週ラスベガスに行ってきました。今回で3回目となるtableauのコンファレンスで、ラスベガスは初回に続き2回目。いつも思うのですが、根本的にアメリカと日本との違いをここに来ると実感します。謙譲の美徳の日本に対し、「派手または大きいこと」こそが美徳のアメリカを最も体現したような場所がここラスベガスです。

この表にある4枚の写真は上の左から、今回私が宿泊するルクソールホテルのエントランスに鎮座するスフィンクス、その右が私の部屋を出たとこから撮影したホテルの内部(小さくてわかりづらいですが、よく映画に出てくるエイリアンの宇宙船のようです。バックの1つ1つの明かりが1部屋分くらい)そして、下の左があの乱射事件のあったマンダレイ・ベイホテルで、右隅が参加者のほぼ全員が集まるセッションの様子です。

4枚目の写真は小さくて、良く分からないと思いますが、高知県民文化ホールのうん十倍はあると思います。そして基本世界中のTableauユーザー代表が集まるのですが、聞いたら約1万4千人との事。2年前は1万人になったぞって言って騒いでいたのですが、2年で40%増ってすごいですね。そして、やはり派手こそ美徳のアメリカだけあって、入場口から入ると左右50名づつくらいに並んだTableau社スタッフの皆様がハイタッチを強要してきます。もちろんアメリカなので、あんちゃんもおねえさんも、おっさんもおばさんも大きく手を上げて「パチン&イエーイ」の乗りです。私もアメリカに来たときはこっちの文化に合わせて(?)テンション50%増しで、半ばやけくそでハイタッチの嵐をくぐり抜けました。

いやいや、私の話したかったことはこんなことじゃないんです。公的機関にしろ、企業にしろ、マネージメントの現場では、BI(ビジネスインテリジェンスという大量データから知見を得るテクノロジーの分野)と呼ばれる製品が今やどんどん浸透していて、特にここ米国では来るたびに増えるユーザー数に驚かされます。

別にここで上から目線でBIツールは必要ですとか、しょうもないことを言うつもりはありません。また、Tableauについては、色々なサイトや本で詳しく書かれているので、ここで機能の説明をするつもりもありません。Tableau社、あるいはTableauを使用する人々と会っていつも思うのは、彼らのいう所の“We are data people”とか”data democracy”(データ民主主義)というキーワードです。
これは、その企業の経営に関連する重要なデータを測定し、その修正箇所を見直して経営に反映し、またデータを測定し・・・と延々と改善を続けるという、「客観的データに基づく経営」の事を指します。どんな会社でも活動をすることにより、そこにデータが発生します。それを測定し、問題個所をデータに基づいて、活動を修正して・・・というのは、私が学生のころから「QC活動」として世の中には存在しましたが、あなたの会社ではどうでしょうか?
そしてさらに、彼らの特徴として、「知識の共有」が挙げられます。例えば、Tableau Publicというサイトがあり、そこに山のように色々な分野での分析結果がアップされていて、誰でも無料で閲覧できます。このように色々な人や企業、そして団体がそれぞれの活動で得た知識を出し合い、後から来た人や企業は、それを参考にして先人の知恵を借り、先人の経験した苦労をしないで、先人と同じレベルから活動を開始し、それによって得た新しい知見をまた皆に開示する流れで、大きな視点で見るとその業界そのものの改革のスピードが大幅に上がることとなります。高知のように人口が減り続けている地域こそ、今こそ色々な業界でこのような取り組みが必要なのではないでしょうか?

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