2周目の人生について考える

突然ですが、今日から幕張で始まるメディカルジャパンに来ています。

今回は、地域包括医療や人生100年時代といったテーマをキーワードに、講演に参加しています。

今回は参加した感想をご紹介します。

いつもながら、厚生省の方が講演されることが多いのですが、今回私の印象が強かったのは、経済産業省の方の公演です。

国家機関の皆さんの資料は、結構被るのですが、しゃべる内容というか、トーンはかなり違う印象です。

端的に言うと、厚生省の方の公演内容は割とデータを並べて今こうだから、こういうことを考えているといったいかにもという口調でした。

ところが、経済産業省の方の講演はXXXになれば「医療はガラッと変わります」という若干聴衆をあおるような感じでした。

これは単に講演者のパーソナリティーの問題なのかもしれませんが…

取り扱っている問題が私たちのような企業よりのためなのか、経済産業省の方の講演が耳に残っているのですが、テーマは「人生100年時代」です。

あなたもご存知と思いますが、人間の生物学的寿命は120年だそうです。

そして、今日本人はそれに近づくくらい寿命が延びてきつつあり、

それに合わせて人生120年(注意:60歳が還暦なので、「2周目の人生」と呼んでいました。

(いわゆるセカンドライフというやつですね)

で、この2周目の時間をどうとらえるかというお話でした。

まず政府の側からすると、今支えられる側の年齢は65歳以上なのですが、ずばり今後は75歳以上で考えれば、その年金の政策もガラッと変わるであろうという事です。

実際65歳以上の人の半分くらいは「ずっと働き続けたい」と考えているそうで、私も同じ考えです。

65歳になってからも働いて税金を納める側に回るか、「もういいや」で年金をもらう方に回るかは、個人の考え方によるとは思いますが、それでも「準備」は要るんじゃないかと思います。

予定より早くお迎えがきたら、それはしょうがないわけですが、そうでなく自分が120歳まで生きるとしたら…

そして85歳以上の日本人の約6割が認知症でもなく元気だそうです。

この状態で85歳でも、生物学的寿命を全うすると考えれば、人生はさらに35年続くことになります。

講演の内容に、「高齢者を社会から切り離さない」ことが大事であるという話がありました。

要は、これからの社会は、85歳以上になった人でも、若いころと同じように、普通に生活し、仕事を持ち、色々な人と交わりながら生きていく社会だ大事だという話です。

これはこれでその通りと思いますが、ふと思うのはそうなった時私たち一人一人の準備ができているのかとふと思いました。

ボケてもいないし、体も何とか動く状態でいったい自分は何をするか???

まあ、仕事をすると言っても今と同じことをしているとは考えにくいですが…

これはある程度決めておいて、「準備」しておかないと大変なことになるんじゃないかと思いました。

だって85歳以降「元気」ではあっても、昔ほど体は動かないし、頭の回転も衰えるだろうし、そんな中で35年間も「何もすることが無い」のはかなり厳しいと思うのです。

私の考えることは大げさでしょうか?

私も今日の講演を聞くまで、漠然と「ずっと働きたい」と考えてはいましたが、もう少し明確に85歳以降の予定を立てて準備をしなきゃと思った次第です。

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