FileMakerコンファレンスに参加して

前回のレポートと前後して、FileMakerコンファレンスに出席しました。このコンファレンスは10月23日~25日まで、横浜パシフィコで開催されたものです。私は2年前に、人事システムをFileMakerで開発して以来、FileMakerを知るようになった訳ですが、今回結構ホットだった(というか個人的な興味があった)トピックが、「紙データの自動取り込み」と、FileMaker用クラウドサーバーでした。

「紙データの取り込み」について、私が立ち寄ったのは、株式会社アットデル様のブースで、そこでは紙の情報から、手書きの文字や、活字をScanSnap(スキャナー)で画像として取り込み、OCR処理+FileMakerで指定したフィールド情報を、テキストとして抜き出しFileMakerのデータベースに取り込むというデモを見せていただきました。先方によれば、手書き文字の認識率は、ほぼ100%だそうです。もちろん以前私がお話しした通り、それらの文字は1文字づつ、枠内に書かれていないといけないという条件付きですが。

セールストークをいきなり信じるわけにはいかないので、実際に私たちの環境でもテストの必要があるとは思いますが、何よりも重要なことは、ソフトウェアベンダーが熱意をもってこのような手書き文字の自動認識に取り組んでいるという事だと考えています。そして、さらにうれしかったのが、高知に戻った後、アットデル様からの手書き文字システムに関する、いくつかの情報やオファーを頂いたことです。詳しくは言えませんが、やはりキーワードは“AI”ということでしょうか。来年にはなりそうですが、またこの件についてみなさまに良いご報告ができればと考えています。
  
そして、クラウドサービスです。私は人事システムを開発した時、何とも言えない「中途半端感」を持ったのを覚えています。FileMakerは(多分)比較的小規模なシステム構成が多いんじゃないかと思っていますが、当時(2年前)クラウドはサポートしませんと言われ、2~3人で使用するシステムだったのですが、色々な理由で新たにサーバーを立てました。2年前クラウドは世の中ですでにかなり浸透していたので、これが使えないのは、IT担当者の少ない中小企業・団体では、「残念だ」という感想でした。やはり、サーバーの筐体をエンドユーザーの社内に置くのはなかなかしんどいというのが私の意見です。
  
それがV16からAWS(アマゾンクラウドサービス)をサポートするようになり、今回のコンファレンスでは、AWS以外にも株式会社イエスウィキャン様、SBクラウド株式会社様がFileMakerサーバーの実行用クラウド環境を提供するとの事でした。さすがはスピードのIT業界という感じですが、これでFilemakerのサーバーを社外の「雲の中」に置けるようになるのは、小規模事業者にとってはうれしいことだとと思います。

SNSでもご購読できます。