46期を振り返って

年が令和に変わって半月ほどが過ぎました。

もうすぐこのサイトで私達の前期(46期、2018/4/1 ~ 2019/3/31)の成績をお知らせできると思います。

5月の終わり、または6月前半にはここでまた決算書をアップする予定です。

前期は、ある意味私達の会社にとってはかなり意味の大きい年度になりました。

というのも、以前からここでお知らせしていましたが、46期で「家賃収入」が完全に無くなってしまいました。

それで、営業利益は45期に比べて下がったんですが、それでもある程度のところで踏み止まれたのは、「設備保守関連事業」の伸びが大きい事を第一の理由として挙げることができます。

この業務は2年連続で約40%以上の売上の伸びを示しています。

そして、この事は私達の会社の業態が変わった事を示しています。2年前までは、私達の主要な収益は「家賃」から得ていました。

ところがビルの耐震診断の結果から、社屋を建て替えることとなり、いろいろな議論があったのですが、結局新しい社屋にはそれまで部屋をお借りいただいていた仁生会の皆様は入らないこととなりました。

そして新社屋を立てるための資金捻出のため、それまで貸し出していた駐車場も売って…ということで、玉突きのように家賃収入はなくなっていきました。

もちろん、はじめからこの状況は予想していましたし、利益が確保できるのはわかっていたので、驚きはありませんでしたが、正直なところ、それまで10%近くあった営業利益が半分以下になったのは気分的には嫌なものでした。

新しい社屋を建てる前に社員と話をして、「背水の陣」(というと大げさですが…)を敷いて、

頑張ろう、今後は「より仁生会の役に立つ」ことで生きていこうということになりました。

そのための具体的な事業が「設備関連保守業務」であり、その結果が出つつあるということです。

ですので、これはけして負け惜しみではないのですが、私は「これで良かった」と思っています。

なぜなら、施設の保守業務を通して私達自身が仁生会に対する貢献度合いが、目に見える形で強くなったと思われるからです。施設の問題でご相談をいただく回数が増え、それに伴い私達自身も仁生会様の施設の状況をさらに詳しく把握できるようになってきました。

今後はこの業務を通して得た知識を生かして、より良い提案活動と売上のアップにつなげていきたいと考えています。

そして、やはり私達の業務を考える上で重要なのが、「仕組み」とIT化です。

ここで言う「仕組み」とは、私達の直接・間接に関連する企業・団体を含む業務の全体を指します。

私が社長に就任以降、このことには取り組んできているつもりではありますが、まずは「業務そのもの」を簡素化することが重要だと考えています。

なぜこれに取り組むかというと、それは単純で「人手不足対応と人件費の抑制」のためです。

新しい仕事が来たので、単純に人を増やすとそれは原価増につながるし、第一今なかなか新しい人を採用するのは難しい状況になっています。

会社の業務は、請求書、注文書、勤怠、給与、他社からの依頼等々の色々なイベントを起点として、動き始めます。

この時、必ず入力情報と出力情報がありますが、私がいつも気にしているのは、「最初に入ってくる情報」と「最終的に必要な情報」がどうすればすばやく結びつくのか、です。

そして、この流れの中では必ず色々な管理帳票や、別の手続きが発生したりします。

ですから、なるべく中間の情報を発生させないで、「仕組み」として、入力された情報を最短で最終形にするよう社内のルールを決める必要だと考えています。

そして、次に考えるのが「IT化」です。

せっかく最短で入力情報が最終型に変換されることとなっても、それを紙の用紙で転記していたのでは、やはり「スピードが遅い」となってしまいます。

そこをIT化で、なるべく手間のかからないようにすることが必要です。

この取り組みで、「力作業」を減らし、事務処理効率を上げ、パートさんまでを含む全職員が、「自分のミッションに集中する」環境を作るのが私の仕事だと考えています。

そして、私自身はこれらの中で得た知見を生かして、今の谷病院様やそういう知見を必要とされるお客様に提供していきたいと思っています。

SNSでもご購読できます。